

ジンバル(ギンバル)部分は、ステディカムの性能を決める一番重要な所だ
と思いますが、自作する場合、ジョイント+ボールベアリングの組合せが一
般的でネットを検索すると参考になるサイトが幾つか出てきます。でも、ベア
リングの数、ジョイントの種類など、どの組合せが良いのかは実際に製作し
使用してみないとわからないですね。そこで、いろいろな組合せで作ってみ
ました。まず、ベアリングの数とUジョイントの種類とタイプで組み合わせて
みました。
トラクサス+ボールベアリング2個、Uジョイント+ボールベアリング2個
Uジョイント+ボールベアリング1個、Uジョイント(ボールタイプ)+ボー
ルベアリング1個の組合せで 4本のハンドル(グリップ)を作りました。
室内での使ってみての感触ですが、トラクサスのものとUジョイント(ボー
ルタイプ)のものがコントロールしやすく、扱いやすいです。ハンドルをゆ
っくり回転させると本体もゆっくり回転を始め、ハンドルだけで方向を制
御できます。ベアリングの数はあまり影響していないかも知れませんね。
ただ、Uジョイント+ハンドル側にベアリング1個だけではハンドルを傾け
た時に全体が回ってしまいます。これは、Uジョイントの構造上しょうがな
いかも知れません。(横ピンと縦ピンの位置に差がある)ベアリングを1個
だけ使用する場合はハンドル内ではなくUジョイントの上部に付けたほう
が上手くいきました。
勝手に順位をつけると
1、トラクサス+ボールベアリング2個、
2、Uジョイント(ボールタイプ)+ボールベアリング1個
3、Uジョイント+ボールベアリング1個、
4、Uジョイント+ボールベアリング2個
の順でしょうか。自分の環境では、Uジョイント+ボールベアリング2個
は安定しません。ハンドルをすばやく左右に傾ける例の動作をすると少し
回ってしまいます。軸がぶれないように注意して取り付けたつもりなので
すが、軸がずれているのかベアリングに問題があるのかわかりません。
一番安定しているのがトラクサス+ボールベアリング2個で作成したハン
ドルなのですがトラクサス自体、ラジコン用のシャフトで本体がプラスティ
ック、中のピンは細い金属でできており、あまり重いものは上部に乗せら
れないように思います。とにかく見るからに弱弱しく、重い自作2号機に
付けると「グシャ!」と潰れそうでヒヤヒヤします。その点Uジョイントはもと
もと工具ですから重さなら3kgでも5kgでも大丈夫という安心感があります。
それと、安物の三脚の自由雲台はやめたほうが良いと思います。それ自
体に抵抗・摩擦がかなりあり、ゆれ・ぶれが無くなることはありません
でした。
私のお勧めは、Uジョイント(ボールタイプ)+ボールベアリング1個の組合せ
です。Uジョイント(ボールタイプ)は一般的なユニバーサルジョイントより滑
らかな動作をすると思います。
(中のバネは細長いプライヤーで簡単に除去できます。)
※重い2号機とUジョイント(ボールタイプ)+ボールベアリング1個の組合せ
は大変安定してますが、軽い3・4号機ではそれほどでもありません。本
体の重量がかなり影響しているようです。(重いほうがベアリングに程よい
抵抗が加わる?)
※一般的なユニバーサルジョイントを使用する場合には、コマの中のバネ、
もしくはバネ式ワッシャーを取り除かないとスムーズに動かないです。
ピンの頭が“かしめ”になっていますから少し削ってから釘などでたたくと
ピンが抜けます。