2008/05/13

分解・カビ取り


ワイドなレンズが欲しいと思っていたところ、カメラやで中古の手ごろな値段のものがあり、我慢しきれず買っちゃいました。店内でレンズを見たところきれいだったのですが、家へ帰ってからライトを当ててよ~く見ると薄ーいカビがレンズ一面にびっしり、ちょっとショックでした。試しに撮ってみるとソフトフォーカスのように“もやっと”したなんとも気の抜けた絵を吐き出します。なんとかならないかと考えたすえ、分解・カビ取りをすることにしました。分解はゴム手袋を使いレンズ部分を反時計回りにまわして行きます。カビの部分だけの分解なのですごく簡単にできましたが、本格的にバラバラにしようとするとかなり大変らしいです。
えーと、結論から言いますと“そんなに甘くない”ということでしょうか。分解まではいいのですが、とにかくカビの取れないこと、取れないこと。どんな洗剤を使ってもとにかく取れないです。“すこし綺麗になったかな”まではいくのですが完璧にカビを取り除くというのは不可能かも?レンズのコーティング自体が侵食されているような感じで、途中であきらめて元に戻しました。これからは「ソフトフォーカス」レンズとして使いたいと思います。(ノД`)=

2個一 DSC-V3

 
以前落札したレンズエラーのV3と今回落札したボロボロだけどレンズは大丈夫かなというDSC-V3を合わせることにトライしました。(2つとも落下JUNK)落札価格は7,000円と3,900円で合計10,900円と微妙な値段でしたが、この機種の平均落札価格は2万円台~3万でしたので成功すれば安い買い物ということになります。成功すればの話ですけど。
7,000円のV3は、レンズが出たり引っ込んだりしてエラー表示が出て起動できず、一度分解しレンズ部分を取り出し点検してみましたがレンズユニットそのものが斜めにゆがんでいてギアも一部が欠けているようで修理を断念。
3,900円のV3はほんとに酷い状態で、筐体全体がゆがんでいますし一部分が割れて中の基盤が見えています。(どうすればこんなになるの?)ただ、奇跡的に液晶画面とレンズ部分は無傷でした。で、このレンズユニットを7,000円のV3に移植。残りの液晶とCCDや基盤は修理用に予備として保存することにしました。作業自体は然程難しくは無かったです。
組み立てて、スイッチを入れる時は祈るような気持ちでしたが無事起動して、今のうちは不具合はないようです。この機種はナイトショットなどの機能がついているのでレンズエラーの修理などは本体(中古)が購入できるほど高いらしいです。(レンズユニットの中に赤外線カットフィルターを付けたり外したりする機構が組み込まれている)

は~無駄にならなくて良かった。