2008/09/03

トイデジタルカメラについて (その1)

最近、トイカメラという言葉をネットで多く見かけます。
トイカメラがブームなのでしょう。パンフォーカスで微妙にボケた感じや、
周辺域の光源落ち、色かぶりなどが「面白い」と感じるのはチョットだけ
分かりますが。(笑)
実は、我が家にも「トイカメラ」に分類されるであろうデジカメが5台ほど
あります。(ムービー型を除く)
え~と、「安物のCMOS素子でパンフォーカスのアジア製品」をトイカメラ
と定義したいと思います(自分で勝手に)
今回は、その「トイカメラについて」の感想です。


所有するトイカメラで一番の“お気に入り”が右側の「NHJのF21」です。
小さくて、液晶やフラッシュが付いていて、必要十分の300万画素。
フラッシュも赤目防止で2回光りますし、何よりも綺麗に写ります。
(トイカメラ好きの人はその「綺麗に写る」が気に入らないと言う
でしょうけど)。
トイカメラの中では使用頻度が一番高いです。

左のミニデジカメは、“とりあえず写るかな”ってな感じでとても実用には
なりません。320×240で99枚、640×480で25枚写すことができますが、
周辺域のボケ、ゆがみ・収差、思いっきり“おもちゃ”してます。
簡単な記録用として、又は、子供のおもちゃに最適かと。30万画素です。
<上の写真の金網柵がミニ、鳩がF21です>



この原産国不明の黒いデジカメは、600万画素のCCDの素子をもって
います。CMOSではありませんしAFですから、トイデジカメには入らない
かもしれませんが、それでは普通に使える???Noです。
シャッターを押してから次の撮影ができるまで約2秒半ってところで
しょうか。全体の動作がノロノロで国産のデジカメと比べるとやっぱ
り“それなり”の物でしかありません。
ただ、マニュアル撮影ができますし、オートブラケットや簡易インター
バル撮影(16枚)など多様な機能が付いていますからノロさを我慢すれ
ばなんとか使える感じです。けど、写りは結構綺麗に写りますから、
マニア向けではありませんネ。(マニアは変な写りを好む)
ギャッツビーの蓋でコンバージョンアダプタを作りました。(^-^)/

次のMYCAというカメラは黒いカメラと一緒に秋葉原のショップでジャンク品
を買いました。2つとも500円~1,500円の間だと記憶してます。黒いのが
レンズエラー(分解修理)、MYCAがメモリーを認識しないという症状でしたが
よく見ると単三電池がメモリーを圧迫しているのがわかり、鑢で電池室を
少し広げてみたら無事、メモリーを認識するようになりました。
このカメラは全体に「もやっとした」パンフォーカス特有の半ボケ写真を
撮ってくれやがります。でも、トイカメラの「面白い写り」とは違うような。

<1枚目の花が黒いカメラDS610、2.3枚目がMYCAです>

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