<塩化ビニールパイプ ジョイントとボールベアリング>
小さい方のパイプにぴったりです。
<上がマーリンタイプ、下がグライドカム型のジンバルです。…のつもりww>【地球ごま型ジンバルの作り方】
1、まず、塩ビニパイプのジョイント部分を用意します。外径29mm~33mm
と 40mm~46mmの2本です。
2、外径22mm、又は26mmのボールベアリング。この径のものは
外径29mm~33mmの塩ビニパイプの内径にぴったり合います。
3、パイプの穴は中に行くほど少し狭くなっていますから、ボールベアリングを
入れてみて途中で止まったところに印をつけ、そこを同じぐらいの厚さに切
断します。
4、次に切り取った塩ビニパイプの輪に、使用するピン(釘)の径と同じくらい
の穴を対角線上に2つ開けます。その穴に適当の長さに切断したピン(釘)
を中から外側にむけて入れ、そのあとにベアリングを入れて中心のコマを
作ります。つまりベアリングで釘の頭を押しつけるようなイメージです。
入れるのが窮屈で大変ですがかなりしっかりしたものになります。
5、次に、2番目の輪と一番外側の輪を用意します。これは、残りの太い方の
塩ビニパイプを利用しますが、そのほかに瓶の蓋やレンズの筒の部分など
家の中や100円ショップなどで使えそうなもが結構あると思います。
6、4と同じく対角線上に穴を開けます。2番目の輪は円を4等分し、穴4つに
なります。
7、外側の輪から今度は釘ではなく2mmか3mm径の「さら小ねじ」を外から
内に向けて入れて2番目の輪とつなげます。外の輪とねじが動かないよ
うに、外側の輪と2番目の輪の間にナット入れて良く締めてください。(外
側の輪に向けて)
8、最後に、よく動くように穴を広げたり、ガタガタしないようにピンと輪の間
ににワッシャーなどを使いで隙間を埋めます。(100円ショップのビーズ
などを加工しても使えます)
※真中にベアリングの径に合った長ねじを入れると「グライドカム型」、外
側の輪を半分にして真中に取っ手を付けると「マーリン型」のジンバル
になります。
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自分では「小さくてなるべく軽いもの」にこだわっています。いくら性能が
良くても持歩くのにもう一つバッグが必要では大変なので、愛用のバッ
グ(A4サイズ)に入るくらいの大きさで作りました。本体の大きさはB5の
ケースに入るくらいですが、カメラを装着した状態でバランスをとると重
さは1KG強です。
このくらい小さいとあまり性能には期待できませんが、手持ち撮影よりは
かなりスムーズな動画が撮れます。CANONやSONYのビデオカメラに
付いているスタビ機能(ぶれ軽減)よりスムーズなら成功と思っています。
完璧は望みません(笑)
このB5サイズ 自作ステディカムで撮った動画をYoutubeにUPしました。
B5SIZE Steadicam Test movie
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4 件のコメント:
はじめまして「旅者」といいます(_ _)
楽しく「ふんふんっ」と読ませていただきました・・・
勉強になりました^0^
自分なりにチョッとアレンジしてみようかなと思い立ちましたが、どうなる事やら。
バイクで旅をするのでこういう機材をだれかが発明するだろうと待っていたのですが
これなら売り物より勝手がいいようです
メーカーモノが悪いとは言いませんが
「考えてくれよ~」と要望したくなるものばかりですからね
では次回作を楽しみにしています
コメントありがとうございます。
試行錯誤しながら自作を楽しんでいます。大きく重く作ると安定するというのはわかるのですが、手軽さや機能性を考えると多少安定性を欠いても「軽くて小さく」になってしまいます。カメラと一緒です。自分は、一眼レフより小さいコンデジのほうが使用頻度が圧倒的に高いです。まずは、”持ち歩けるもの”をが一番だと思っています。
とはいっても、あまり効果の無いもの困りますが、どの辺で妥協するかですね。
反応(コメント)があると励みになります、ありがとうございました。
その後 旅先でレンズ遊びをしてみました
しかし、美味い事行くことも無く・・・
でも、なんとなくですが要領だけはわかったような気がします
また来週にでもキャンプに出掛ける予定なので 今度は前もって自作レンズをもっていこうかと思います(ーー;)
自作レンズですか~。
自分もカメラ屋で「カビ付ジャンクレンズ500円」のようなものを、よく買います。分解し、カビがうまく取れなかったら「レンズ遊び用」になりますが結構楽しいです。
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