2008/10/29

ライフスライス?と微速度撮影について


Webで“ライフスライス”って単語に出会い、これは何?と調べてみま
した。和製英語だと思いますが要するに「インターバル機能が付いて
いるカメラを首など身体に付けて1日を記録する」ということだと思
います。これは、犬の首輪に付けて犬の目線で写真やインターバル撮
影をする、タカラトミーの「ワンダフルショット」というトイカメラがありま
すが、それの人間版のような感じでしょうか?。
面白そうなのでやってみようと思うのですが、カメラ選びにも条件が
出てきます。まず、なるべく小さく軽いこと、電池の持ちが良いこと、
レンズが出てこないタイプのカメラであること、首などにぶら下げて
も違和感がないこと、など、この条件で、尚且つインターバル機能が
付いているとなると、かなり限られてきます。所有するカメラでこの条件
に合うのはギリギリですがCoolpixS3だけです。ただ、ちょっと大きいの
で首ではなく、持ち歩くバッグに取り付けてはと思いましたが、そうす
ると手提げバッグの場合、カメラ位置がちょうど腰の位置で盗撮趣味
の人に思われるのは確実で、下手にエスカレータや階段も上れませ
ん(笑)。
それにカメラを剥き出しのままというのはチョット人目が気になりま
す。それではと、CoolpixS3にカバーを付けてみましたが、ますます怪
しいです~!

結局、使えるカメラが無いってことになりました。「ワンダフルショ
ット」は小さくて良いのですが、いまさらの30万画素ではしょうがな
いですし。それと、この手の極小リチウム充電池内臓カメラは内臓充
電池の劣化=カメラの寿命になりますネ。分解し、電池交換しように
も合う充電池が手にはいらないです。使い方にもよると思いますが想
像以上に使用可能期間は短いです。



ライススライスに使うには厚すぎて無理ですが、インターバル機能の
付いたEpson CP-800を持っているので、それを車のダッシュボードや
バッグなどに付けれるようにカバーを改造したものが上の写真です。
底に両面テープで固定します。走行をインターバルタイマーで記録す
る簡易ドライブレコーダーにできます。これならカメラ本体が隠れる
のでリュックサックなどには付けれます。紅葉を見に東北の観光地を
いくつか周ってきましたが、山形の山寺に登ったときにリュックに付
けてインターバル撮影-1分間隔で撮ってきました。雨で薄暗かった
ので8割はボケ写真でしたが何枚か綺麗に撮れてました。

      <撮ったままの横向きです>
それと車に付けて以前撮った画像を動画にしました。 盛岡の駅から
レンタカーで青森の奥入瀬渓谷に行く途中の動画です。10秒間隔なの
で映像に繋がりが無く、微速度撮影としては失敗です。1秒~3秒間隔
ぐらいが良さそうなのですが、そうなるとインターバルではなく連写の領域
ですね。コンデジでは難しいかも。

2008/10/23

【ニッケル水素充電器について】


  <スーパーチャージャー>      <キムラタンとソニー>

乾電池で動作するデジカメや電化製品が結構な数あるので、充電池や充電器を何種類か所有していますが、家にある3台の充電器について比較して見たいと思います。キムラタン QEC-F20、スーパーチャージャー、ソニー BCG-34HRME4の3台ですが、良い組み合わせかなとチョットだけ思っています。これ1台で十分てな物があれば良いのですが、完璧なものはありませんから。

○スーパーチャージャー     1~4本並列 個別充電は無し
通常500回の再充電回数がなんと2,500回も充電が可能と書いてあります。個別種類別の充電はできませんし、他の充電器に比べて充電時間が遅いのですが、充電後の電池の電圧が4本とも一定で、かなり安心できます。他の充電器では弾かれてしまう弱った電池でも問題なく充電してしまいます。私的には信頼度抜群の充電器です。チョット高いですが。
セットすると自動的に放電され、その後充電されます。放電しない設定もあり。欠点は、“馬鹿でかい”と言うことです。圧倒的にデ、カ、イ!!

○キムラタンQEC-F20  1本ごと単三、単四可能
従来の約5倍、2,500回も充電可能、充電時間の大幅短縮、さまざまな充電池に幅広く対応、特許が示す先進の技術、とのことです。
Quick Eco方式とは、約10秒間隔で充電・休止を繰り返す独自の充電方式で、他の急速充電器における、過充電に起因する電池材料の不可逆化学変化による充電池の劣化を抑えることができるらしいです。
 この充電器は、継ぎ足し充電してもメモリー効果は現れないということですが、実際に使用してにると充電後の電池の電圧が4本ばらつきがあり一杯まで充電できていない感じがします。でもそのぐらいが電池には良いんでしょうか?。2500回充電できると説明書には書いてありますけど。それと、ファンが付いているんですけどそれが少し煩いです。

○SONY BCG-34HRME4    1本ごと単三、単四可能
充電時間も早く、状態が液晶で表示されその点は良いのですが充電後の電池の電圧が4本ばらつきがあり、充電後の電池がかなり熱くなります。他の2つの充電器ではこんなに熱くはならないです。大丈夫かなと心配になります。
手動での放電機能あり。

普段は継ぎ足し充電でキムラタンを使うことが多いです。、急ぎの時はSONYを使い、電池のリフレッシュのときにスーパーチャージャーを使っています。

2008/10/13

【失敗 その1】試作 - 通称、虫の目レンズ - モドキ1号<超深度接写>


児童書「アリになったカメラマン」、写真集「栗林慧全仕事」などの、
フリーの生物生態写真家「栗林慧さん」が最初に考案されたものだそう
です。http://www5.ocn.ne.jp/~kuriken/  凄いですね。

小さいものをマクロで大きく撮ると背景がぼけてしまいますが、背景ま
で写したい場合、監視カメラなどに使われているCCTVレンズやボードレ
ンズを使うのが良いということですが、これらのレンズは極小サイズの
CCD用に作られた物で、一眼で使うにはその小さい映像を何倍にも拡
大しなければなりません。そこが一番苦労するところではないでしょう
か。
私のジャンク箱の中に今までに溜めたレンズやら何やらが一杯あるので
その中から使えそうな物をを選び、試しに「虫の目レンズ・モドキー
1号」を作ってみました。拡大系の良いレンズを持っていないのでズー
ムレンズの前玉を取り除き、正体不明のレンズを逆付けし、それにCCTV
レンズを付けました。すべて500円前後のジャンクレンズです。
リバースで付けたレンズは何のレンズかわかりませんが小さくて手動の
絞りも付いています。Cマウントの監視用レンズは f1.4 3-8mmのものです。

とりあえず出来たので持ち出してみましたが肝心の虫がいません! いる
のは藪蚊ばっかし!そこで花などを撮ってきましたが、ウ~ン。失敗のようです。
レンズの相性が悪いのか周辺域の収差が酷く、調整が必要です。
CCTV のレンズにフォーカス調整レバーが付いているのですが上手く機能
していません。ボケていますし、ノイズがひどすぎる~。
暗いレンズで手持ちっていうのもありますが、もうチョットですね。

下の写真がそれです。花は5mmぐらい、蝶は1cmぐらいの接写です。
  
<アプリでリサイズしてます>
次はもっと良いレンズでトライしてみたいと思います。

とほほ! 800円の汎用ストロボ


秋葉の若松通商で以前購入した800円の汎用ストロボ(OSRAM B22)
このストロボは2個目なのですが、1個目はニッケル水素電池を入れた
とたん「キュイ~ン」と音がして、たぶん中のコンデンサに充電してい
るの音だと思いしばらく待っていたのですが、いくら待ってもOKラン
プが点かず、あきらめて電池を取り出してみたら電池が火傷するくらい
熱くなっていて、これは使えないと廃棄しました。あれは何だったので
しょうか?かなり危ない現象ですよね。リチウム電池じゃなかったての
が救いですが。レシートや保証書があれば返品が出来るのですが800円
の物だしとすぐ捨ててしまったことを後悔しました。ただ、安いし電池
も4本使え、バウンズも出来るしと、同じものを購入しました。これは、ア
クセサリーシューが付いているコンデジ用にと購入したもので他のも
のに比べかなり明るく気に入っています。今度ものは、しばらく問題なく
使用できていたのですが、最近、使おうと電池を入れて…………、
また、同じことが!!。いくら待ってもOKランプが点きません。

これは、電圧が低いとダメなのか? ニッケル水素充電池では前記のよ
うな状態になって使えません。それでは1.5Vのアルカリ電池では?
ダメでした。新品のアルカリ電池でもまったく同じ症状です。電池が猛
烈に熱くなります。修理しようと分解してみましたが巨大なコンデンサを
見た瞬間やる気が失せました。このコンデンサでは「ビリ!」ではすま
ないでしょ。

2個目の廃棄です。とほほです。

2008/10/01

ロシアンファーム CHDK(ファームウエア)


ロシアンファーム CHDK(ファームウエア-制御プログラム)
CANONのPowerShot(DIGICⅡ,Ⅲ)を持っている人はすでに知っているか
も知れませんがロシアンファームというもの(ハードウエアの制御
プログラム)があります。

ホームページ


これは、本来の機能に加え、世界中の開発者がCHDKに新しく機能を追加
し続けているDIGICⅡⅢ用のファームウエアで、上位機種にしか出来なか
ったRAW出力、ライブヒストグラム、インターバル撮影などいろいろなこ
とが、安全に追加できます。面白いものだとフルレンジでのバッテリー
残量表示、ファイルブラウザー、テキストリーダー、いくつかのゲーム
など、PowerShot(DIGICⅡ,Ⅲ)を所有している人は使わなきゃ損ですヨ。

ナイトショット - 暗闇での赤外線撮影



ナイトショットを備えたDSC-V3の暗視撮影はどれくらいのものかテスト
してみました。比較として赤外線改造した2つのデジカメも用意しまし
た。ナイトショットと言っても、DSC-V3本体やIRライト HVL-IRMから投
光される赤外線量は微々たるもので“遠くを広範囲に撮影する”ことは
できません。数メートル先をフラッシュを使わず、ピントを合わせ写真
が撮れるぐらいのものです。


最初の写真は、真っ暗闇でのナイトフレーミングによる撮影です。
(フォーカスに同期して赤外線カットフィルターのON/OFFが自動的に行わ れ、暗闇の中でのフレーミングと、自然な色合いでの画像記録を可能に します。)だそうです。



改造機は赤外線投光機能が付いていませんし、フラッシュ部分にIR
フィルムを貼り付けて、フラッシュを発光させているだけですから赤外
線量が少ないんでしょう。それにS-70は距離もマニュアルで、感だのみ
で撮影したのでボケています。パンフォーカスのトイカメラのほうがこ
の部分では有利で結構きれいに撮れています。

IRライトを使った撮影ではあまり差は無いように見えますが、IRライト
を使わず本体の機能だけではやっぱりV3が綺麗に写っています。
V3はナイトショットボタンを押すと本体から「カチャ!」と音がします。
赤外線カットフィルターがCCDから外れた音だと思います。IRを着
けたり外したり、かなり複雑な構造になっているのではないでしょうか。

IRライト HVL-IRM は、赤外線が中央に集まりすぎます。もっと赤外線
が広い部分に拡散してくれないと使い道が限定されると思います。風景
は無理でも部屋全体が撮れるぐらいじゃないと。

※赤外線で検索する盗撮やアダルト関係のページが多数ヒットします。
 赤外線撮影=盗撮と思っている人がかなり多いというのが現実のよう
です。風景を撮れば幻想的な写真が撮れますし、天体観測(撮影)な
 どにも赤外線改造したカメラが活躍しています。その他いろいろ、面
 白いと思うのですが。